企業サイトのLP最適化で必須!ABテストの効果的な運用方法

多くのBtoB企業がWebサイトを活用していますが、そのWebサイトでより多くの見込み顧客を獲得するにはどのようにしたら良いか、頭を悩ませている担当者は多いのではないでしょうか。この問題を解決する手法の1つに、LP(ランディングページ)とABテストがあります。
そこで今回は、LP最適化における、ABテストの効果的な運用方法についてご紹介します。

LP(ランディングページ)とは

LPとは、ランディングページの略語で、「landing」の和訳通り「着陸するページ」という意味です。見込み顧客を含めた来訪者が、最初に訪問するWebページを指します。

Web業界で認知されているLPの意味としては、「Web広告やリンクをクリックしたときに表示され、1ページで完結する事に特化した縦長のページ」が多いでしょう。例えば、検索エンジン上のリスティング広告や、ブログやポータルサイト上のバナーといった、広告をクリックしたリンク先になっています。

見込み顧客の資料請求、問い合わせ、購入等のアクションへとつなげるのがLPの目的で、下記のような、公式サイトとは異なる特徴があります。

・縦長のレイアウトをスクロールして閲覧する
・メッセージ性が高い
・アクションへ導くボタンサイズが大きい
・他ページ、他サイトへのリンクが少ない

LP(ランディングページ)最適化とは

先述の通りLPには、見込み顧客に自社の望むアクションを起こしてもらうという目的があります。LPの最適化とは、より多くの見込み顧客を目的の着地点に誘導できるように、ページを改善・改良することです。

例えば、LPを訪問したときのメッセージ性、キャッチコピーの検討や写真の追加・変更などのファーストインプレッションの改善、簡潔で明確な文章になっているか、比較表や一覧表で比較検討しやすい内容になっているかなどの内容の改善、LP全体のストーリー性の改善、来訪者を目標の着地点に導くためのスムーズな導線の改善などがあります。

訪問者を見込み顧客へと育てるために、企業側もLPの効果を高めなければなりません。その際に役立つのが、後述でご紹介するABテストです。

ABテストとは

ABテストは、Webページを最適化するために用いられるテストです。AパターンとBパターンを用意し、どちらパターンが来訪者を目的の着地点に導きやすくできるかをテストします。複数のパターンでもテスト可能です。

例えば、「背景を青にした場合と緑にした場合、どちらが効果的なのか」「資料請求や問い合わせの画面に飛ぶ、クリックしてほしいボタンの大きさや色は何にしたらいいのか」など、さまざまなパターンでテストします。

ボタンのクリック数や、資料請求数やお問い合わせ数といった目的達成の数でテスト結果の判断が可能です。

ABテストの運用方法

ABテストを行う際、まずは社内で議論してLPの抱える問題を洗い出し、課題の仕分けや整理、タスクの優先順位をつけます。優先順の付け方としては、データ分析の結果、クリック率やコンバージョン率の効果が悪いと判明した箇所から優先的に実施するようにしましょう。

課題のある実施個所を抽出したら、仮説を立て、その仮説に即したテストを行います。
ポイントは、大きくデザインが異なるパターンでテストしないことです。テキストだけの変更パターンや、画像素材だけの変更パターン等でテストすることをおすすめします。大きくデザインを変えたものでテストをすると、どこが良かったのかを分析しづらくなってしまいます。

ABテストは、細かな改善を繰り返すことで、サイトの成果を上げることに繋がります。重要な箇所は、丁寧にテストを繰り返し行いましょう。テスト結果を分析し、それを元に仮説を立て、また新たなテストを行うというPDCAをまわすことがポイントです。

アクセス解析やヒートマップ分析、ユーザーアンケートなども実施して、改善の余地がある箇所をABテストに反映させていくと良いでしょう。

ABテスト例

ABテストの運用例としては、以下のようなものが挙げられます。

【1】キャッチコピーのテスト

ファーストビューに掲載されるキャッチコピーでABテストを行います。この際も、周囲のデザインなどには大きな差はつけず、文言だけを変更するのがポイントです。それにより、どちらのキャッチコピーが訪問者に効果的だったのかを検証できます。

【2】画像のテスト

掲載している画像のABテストです。例えば画像に掲載されている人物は男性、女性、どちらが良いのか?写真、イラストではどちらが良いのか?などをテストできます。

【3】ボタンのテスト

目的となるアクションにつながるボタンのABテストです。ボタンの色、ボタンに掲載されているテキスト、マウスポインタを上に置いた際の動き、ボタンの大きさなどでテストできます。

【4】ページコンテンツのテスト

ページ内の表現方法やストーリー性のテストです。説明文の文章を箇条書きにしてみる、表を挿入してわかりやすくしてみる、ページ内に配置している段落の順序を変えてみるなど、来訪者目線で良さそうと思われるパターンを考えてみましょう。

おわりに

たくさんの見込み顧客を獲得するために、LPの最適化は重要な課題です。そしてABテストは、LPの成果を高めてくれる、効果的なマーケティング施策です。ABテストを有効活用し、来訪者をスムーズに目標の着地点に誘導して、見込み顧客の獲得につなげましょう。

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