「少人数で着実な事業成長を実現!」
List Finderを活用した少人数体制でのマーケティング設計

michinaru株式会社様

事業内容
事業創出支援 組織開発支援 人材育成・人材採用支援
従業員規模
10名以下
使用機能
メール配信、個人解析

michinaru株式会社は、「Hatch Our Potential ! 未知なる扉を開ける挑戦者で溢れる世の中に」をビジョンとして設立された、新規事業の創出支援を中心としたサービスを提供する企業です。メンバー6人という少数精鋭で事業展開を進めるうえで、効率的な営業・マーケティング活動を進めるために2021年にList Finderを導入しました。

2025年3月21日にList Finderのユーザー会を実施し、その中の一つのコンテンツとして、michinaru株式会社の若林様に活用事例をお話しいただきました。今回は、お話しいただいた内容を基に、List Finder導入の背景や現在の活用方法などをご紹介します。

導入の背景:リソースが最小限の中、営業・マーケティング活動の効率化を求め導入

若林氏:

私たちは6人という少人数で、専任の営業メンバーがいない中で活動していました。List Finderの導入は2021年、創業1年目のタイミングだったのですが、当時はハウスリストが500件ほどで、ウェビナーの実施→獲得したリードに対する刈り取り型の営業活動がメインのスタイルでした。

その中で、「ウェビナーからのアポイント獲得業務に割くリソースが足りない」「増えていくリストに対して中長期的なアプローチができない」「エクセルによるリスト管理に限界を感じていた」という課題感がありました。
これらの活動を効率化するべくツールの導入を検討していたのですが、その中でList Finderをご提案いただき、導入に至りました。

現在の活用状況:ウェビナーやホワイトペーパーなどでハウスリストを増やしつつ、定期的なニュースレターを配信

michinaru株式会社の、List Finder活用シーン
michinaru株式会社のList Finder活用シーン

若林氏:

現在は、ウェビナーやホワイトペーパーの提供、SNS広告などを通じて新規リードを獲得しつつ、オフラインイベントやラジオ配信、個別勉強会などを通じて営業・マーケティングプロセスを遂行しています。その中で、新規リード獲得を除く全てのプロセスにおいてList Finderのメール配信機能を活用しています。

まずはリード→アポイント獲得について。アポイント獲得につなげる施策については、

  • ウェビナー開催
  • ホワイトペーパー提供
  • 個人相談会

の3つの施策を実施しています。

このうち、ウェビナー・ホワイトペーパー提供については、新規リード獲得施策としても実施していますが、ハウスリストに対するメール配信も並行して実施しています。ウェビナーについては1回の開催につき1~2回、ホワイトペーパーと個人相談会についてはリード獲得の翌月初に1回、ご案内しています。これらのメールからアクションがあった方については、その後フォローメールでアポイントの打診をしています。

続いて、ファンづくりについて。
一般的には、「ナーチャリング」と呼ばれるかと思いますが、私たちはこのように呼んでいます。こちらの施策としては、

  • オフラインイベントの定期開催
  • ラジオ配信
  • コミュニティ運営

を実施しています。

オフラインイベントについては、イベントの告知、事後レポート、アフターフォローの全てのステップでList Finderによるメール配信を実施しています。

ラジオについては、「寄り道ラジオ」というテーマで週1回の配信を行っています。毎回ゲストに登場いただき、ゲストの「人生の寄り道」を語っていただくという企画で実施しています。こちらはあくまで「ファンづくり」という観点から、営業活動はせず世界観や人柄が伝わることを重視して、運営しています。

コミュニティ運営については、実際に私たちのサービスであるプログラムに参加いただいた方にFacebookグループへご招待し、クローズドな読書会や勉強会を開催することで、皆様との関係性強化を狙っています。

最後に、提案・受注・納品フェーズについてです。

提案・受注フェーズでは、決裁権のある経営層の方と対話させていただくための施策として「個社別の勉強会」という施策を実施しています。納品フェーズでは、マーケティングというよりは運営・連絡に特化した使い方をしていますが、私たちのプログラムにご参加いただいている皆様に向けたご連絡をList Finderで行っています。
プログラム運営事務局のグループアドレスを作り、そのアドレスで一斉メール配信を行うことによって、ご参加者様からのご連絡に対する返信を分担・管理できています。

成果改善:日々メールの成果向上に向け、細部にこだわった効果検証を繰り返す

若林氏:

日々メール配信をしていく中で、「如何にメールの内容が受信者に伝わるか」に意識して改善を繰り返しています。直近の定期的なニュースレターの開封率は38%ほどと比較的高い状態ですが、より高めていくためにも「より短く、インパクトをもたせる」言葉遣いの磨き上げは意識して注力しています。

また、メールを開封していただいた方にその内容がより伝わりやすくなるよう、文面の工夫も常に繰り返しています。
例えば、セミナー案内は

  • バナー画像を最上部に持ってきて、「自社にとって意味のあるコンテンツか」を数秒でご理解いただけるようにする
  • 参加対象と導線を明確にして、ターゲットの方に自分ごと化してもらいやすくしたり、ネクストアクションを取っていただきやすくする

などの改善に取り組んでいます。

また、

  • 自社のブランドカラーである暖色系のオレンジを中心としたキービジュアルをメインに使いつつ、メールのターゲットによっては別の色合いを用いる
  • ホワイトペーパーのご案内時には、表紙だけではなく内容も少しお見せすることで、内容のイメージを持ってもらう

などの工夫もしています。
これらの工夫の効果もあるのか、直近の配信からは10%近くの方からダウンロードいただくなど、お客様との接点・対話機会の創出などの成果にもつながっていると感じています。

まとめ:「本当にやるべきこと」を見極め、費用・工数対効果を高めたマーケティングを実現

michinaru様は6人という少人数組織ながら、しっかりと設計された仕組みを用いてマーケティング活動を行っていました。やるべきことを見極め、適切なリソース配分とツールを用いれば、マーケティングは十分に成果を生み出せるということが伝わる活用事例でした。

「限られたリソースだからこそ、何に力を入れるかを見極める」
そんなmichinaru様の姿勢は、同じような課題を持つ企業にとって大きなヒントになるのではないでしょうか。

若林様、貴重なお話をありがとうございました!

実際にList Finderをご導入いただいている企業様の、
具体的な活用事例をまとめました。

「マーケティングオートメーションツール比較表」付き。
自社にとって最適なツール選びに、ぜひご活用ください。