オススメのMAツール会社と選定のポイント
マーケティングオートメーションツール(MAツール)を導入することで、マーケティング活動を効率化することができます。しかし、数あるMAツールの中から一つを選ぶことは、簡単ではありません。
ここでは、MAツールを選定する際に必要な情報をまとめました。自社に合ったMAツールを選ぶポイントや、オススメのMAツールの特徴を紹介します。
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Contents
MAツールを選ぶ3つのポイント
MAツールを実際に選ぶ前に、やるべきことがあります。自社のマーケティング戦略を再確認し、業務を効率化するためにどのような機能があったらよいのかを明確にしておきましょう。
自社のビジョンや戦略・ゴールがはっきりしていると、MAツールの選定にも迷いが少なくなります。それでは、MAツールの選定をスムーズにするための3つのポイントを見ていきましょう。
1.自社で必要な機能が備わっているか
BtoBでもBtoCでも、メールマーケティングは重要な施策の一つです。メルマガやメール配信の機能が充実しているかに加えて、メールの開封率やクリック率などの測定、IPアドレスの解析などが可能かなど、機能の充実度をチェックしてみましょう。
また、近年SNSがマーケティング施策において重要な働きをするようになりました。すでに自社でSNS広告やショートメッセージなどを活用しているというという企業も多いのではないでしょうか。MAツールを選ぶときには、SNSをはじめとした複数のチャネルに配信することが可能かどうかも重要なポイントです。
CRMツールなどのビジネスツールを導入している場合や導入予定の場合は、これらのツールと連携の可否、親和性などを考慮する必要があります。
自社のマーケティング施策に応じた機能を有するMAツールを選定しましょう。
2.ツールの使いやすさ
ツールの使いやすさも重要なポイントの一つです。プログラミングなどの専門知識に乏しいマーケティング担当者がツールを運用するケースも多いと思います。
その場合、操作が複雑なツールを選んでしまうと「せっかく高性能のMAツールを導入しても使いこなせなかった」「外注しなければならなくなり、外注費用がかかってしまった」などという結果になりかねません。
ランディングページやコンテンツ、顧客情報入力のフォーマットなどを誰でも簡単に作ることができるのか、コンサルティング対応や困ったときのサポートシステムが整っているかどうかも、しっかり確認しておきましょう。
MAツールの中には、無料トライアルを設けているツールがあります。もし、今まで1度もMAツールを使用したことがないという場合は、導入前に1度試してみて操作性や使いやすさをつかんでみるのもオススメです。
以下の記事では、MAツールの選び方について、より詳しくまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
3.BtoBとBtoCで必要な機能は異なる
BtoBとBtoCでは、MAツールを選ぶポイントが異なります。
その理由を説明する前に、BtoBとBtoCの違いについて確認しておきましょう。
BtoB(Business to Business)は企業向けのサービスや商品を販売すること。BtoC(Business to Consumer)は一般消費者に向けてサービスや商品を販売することです。
それではなぜ、BtoBとBtoCではMAツールを選ぶポイントが違うのでしょうか。MAツールの中にはBtoCの利用を想定して作られていないものがあります。そのため、BtoCのサービスを提供している企業は、MAツールを選ぶ際に気をつける必要があります。
BtoCはBtoBに比べて管理しなければならない顧客数が圧倒的に多い場合が多く、データ量が多くても対応できるMAツールを選ぶ必要があります。
オススメのMAツール6選
オススメのMAツールを6社厳選して紹介します。自社のマーケティングや目的に合ったMAツールを探してみてください。
List Finder(リストファインダー)
List Finderは、BtoB企業に特価して提供しているMAツールです。使いやすいシンプルなUIと、月額4万円台から使えるお手頃価格、6ヶ月間の活用コンサルティングが無料でついてくるなど、
初めてMAツールを導入する企業安心して使えるMAツールです。上場企業の中で、最も使われている国産MAツールです。
Marketo Engage(マルケトエンゲージ)
Marketoは世界で5000社以上に採用されている人気のMAツールの一つです。2018年にAdobeに買収され、さらに強力で使いやすいMAツールが誕生しました。
コーディングなどの専門知識やスキルを必要とせず、視覚的にも分かりやすく、使いやすいツールです。社内のオペレーションの改善なども簡単に設定することができます。
営業部門との連携も考えて作られており、CRMとの連携もスムーズにできるよう設計されています。
機械学習や予測分析も可能で、BtoBのみならず、BtoCにおいてもひとり一人の顧客に対して最適な施策を講じることができます。
Hubspot(ハブスポット)
Hubspotの魅力はなんといっても利用料金が低額なことです。
低額にもかかわらず機能は充実しており、費用対効果は抜群だといえるでしょう。gmailと連携できる点もユーザーから高評価を得ています。コンテンツマーケティングにおいても高い評価を得ています。
インターフェースは日本語ですが運用上英語表記が多く見れます。
pardot(パードット)
pardotはMarketoと並んで利用している企業が多い、人気のツールです。トラッキングクッキーの保有期間などのユーザー情報を最長10年保有できることも人気の理由の一つです。
さまざまなツールとの互換性・接続性の高さも大きなメリットです。人気の営業支援ツールsalesforceの顧客データがそのまま使用できることから、salesforceのユーザーがpardotを選ぶケースも多いようです。
b→dash(ビーダッシュ)
b→dashは、日本の企業によって作られたツールです。簡単に操作ができること、必要に応じて機能をカスタマイズできる点が強みです。
メルマガや広告連携はもちろん、LINE連携、CRM、プッシュ通知など機能も充実しています。
データも集約され、どこからでもアクセスすることができます。サポートサービスも充実しているので、初めて導入する企業にもオススメです。
MOTENASU(モテナス)
MOTENASUの強みは、顧客一人ひとりの行動や特性にあわせてきめ細やかな対応を可能にしてくれます。また、メールやSNSなど最適なチャネルを判断し、自動でマーケティングシナリオを設計できる点もこのツールの強みではないでしょうか。
DMなどのオフラインのマーケティングにも対応可能です。しかも、同じ内容のDMを一斉に送付するのではなく、各リードにあわせた最適な内容DMを1枚から発送できます。
しかし、Q&Aやサポート体制に不満を感じるというユーザーの声があります。
自社のマーケティング指標を明確に
MAツールといっても、使いやすさや機能など配信会社によって様々な特色があることがお分かりいただけたと思います。
自社でどんな人材がMAツールを使用するのか、運用体制までしっかり考慮して選定しましょう。すでに使用しているツールがあれば、そのツールとの連携の可否・親和性なども考慮する必要があるでしょう。
MAツールを導入することで社内でのオペレーションや生産性を効率化したり、新しいマーケティング施策にチャレンジしたりすることが可能になります。その結果、売上を大きく増やすことも可能です。
自社のマーケティング指標を明確にしておくと、MAツール導入がスムーズになるはずです。