展示会の集客チラシとは?効果的な集客チラシの特徴は?

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展示会の集客チラシとは?効果的な集客チラシの特徴は?

展示会は、見込み顧客獲得のための有効な手段であり、時間をかけて出展の準備をする企業が多いのではないでしょうか。
しかし、展示会には多くの競合他社が出展しており、来場する見込み顧客も複数のブースを見て回るため、自社のブースに立ち寄ってもらえるような、魅力あるチラシ作りが求められます。

そこで今回は、展示会における集客チラシとはなにか、効果的な集客チラシの特徴をご紹介します。

展示会での集客について下記の記事も参考にご覧ください。
「出展効果を上げたい!展示会での効果的な集客方法・4つのポイント」

展示会の集客チラシとは

展示会の集客チラシとは、展示会場で配布する「自社や商品の強み」「電話番号やメールアドレスなどの連絡先」などを1枚にまとめて記載したものを指します。

展示会では、各企業が工夫を凝らしたさまざまな配布資料を用意します。その中でも集客チラシはかさばらないので、来場者も受け取りやすく、目を通してもらいやすい点が魅力です。

展示会参加者が会場に滞在する時間は平均3~4時間と言われています。この時間内にすべてのブースをゆっくり見て回ることは難しいため、多くの見込み顧客は興味を持ったブースのみ足を運びます。

また、ビジネストレンドや最新技術といった情報収集を目的としている来場者も非常に多く、すぐに商談に発展するとは限りません。しかし、配布したチラシを見てブースに立ち寄り、サービスや商品に関心を持ってもらえるチャンスがあります。

展示会の集客チラシは、見込み顧客がどのブースに立ち寄るかを決める重要な資料なのです。そのため、集客チラシにはたった1枚で集客効果を最大限に引き出す、魅力的な内容が求められます。

効果的な集客チラシの特徴

効果的なチラシの特徴として、以下の特徴を挙げることができます。

コンテンツの特徴

【1】ターゲットが明確

チラシを受け取った見込み顧客は、「自分にとって関係があるかないか」という視点でチラシを見るため、誰にブースに来てほしいのかが一目で分かる紙面制作を心掛ける必要があります。

ターゲットとする業種や事業規模、見込み顧客を明確にした上で、チラシを制作するようにしましょう。

多くの人に立ち寄ってもらおうとターゲットを広げ過ぎると、あいまいになってしまい、重要な見込み顧客の目に止まらなかったり、集客数を増やすことはできても、なかなか商談につながらなかったりするため、注意が必要です。

【2】強みが分かりやすい

多くの展示会では、自社と同じようなサービスや商品を提供している企業が他に存在するでしょう。

その中から、なぜ自社サービスや商品を選ぶべきなのかという、明確な理由づけができなくてはなりません。

例えば「開発から製造、加工、アフターフォローまでをワンストップで提供」「この分野で◯年以上の経験」「◯○技術には絶対の自信」など、競合他社と差別化を図ることのできる根拠を紙面に掲載しましょう。

【3】利用シーンをイメージすることができる

質の高いサービスも、性能に優れた商品も、見込み顧客が自社での利用シーンをイメージできなければ、興味を喚起することはできません。

どのような課題が、サービスや商品を使うことによって、どう解決されるのかを示すことで、見込み顧客に我が事として関心を持たせることができます。

【4】具体的な価格が記載されている

見込み顧客がサービスや商品を検討する際、価格は重要なポイントです。顧客は、「そもそも自社で利用できる(購入できる)価格であるか」を見ます。

実際にはケースによって価格が変動する商品・サービスも多いでしょうが、参考価格でも構わないので、チラシに具体的な価格を盛り込むようにしましょう。

チラシに記載する商品ラインナップを複数用意しておくことも1つの方法です。
例えば、エントリーモデル、スタンダードモデル、ハイエンドモデルという3つの価格帯を掲載することで、見込み顧客が自社に合うものはどれかという視点で着目しやすくなります。

デザインの特徴

【1】イラストや図、写真を活用している

集客チラシでは、伝えたいことを分かりやすく伝えるためのデザインも大切です。

チラシを文字だけで埋めてしまうのではなく、イラストや図、写真を効果的に使いましょう。見たときに直感的に理解してもらい、詳細はブースの説明で解決していただく流れを作ります。

【2】両面印刷されている

片面印刷の場合、スペースが狭く、少しでも多くの情報を盛り込もうとすると読みづらくなるため、どうしても情報量を抑えなければなりません。逆に、あまりに文章を削ってしまうと、内容に乏しいチラシになってしまいます。

そこで、コスト面の問題がなければ、両面印刷にすることをおすすめします。

両面印刷にすることによって、表面にサービスや商品のキャッチコピーや特徴、裏面に具体的な内容を記載できます。関心の高い見込み顧客だけ両面を読むため、関心の低い展示会来場者に無駄な時間を取らせることがない点もメリットと言えるでしょう。

おわりに

今回は、展示会における集客チラシとはなにか、効果的な集客チラシの特徴をご紹介しました。
展示会出展で得た全ての見込み顧客が直ちに商談に結び付くとは限りませんが、商品に対して興味を持ってもらうための良い機会です。今回ご紹介した集客チラシの特徴を参考にして、展示会集客をぜひ成功させてください。

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