無料のマーケティングオートメーション(MA)おすすめ6選
MAツール(マーケティングオートメーション)には国産のものから海外製品まで多くの種類があります。そこで導入を検討しており、お試しで使ってみたいというマーケティング担当者に、まずは無料で試せるMAツールの紹介や、無料版を使うメリットについて解説します。
また、こちらからは、当社が提供している「誰でも、無理なく、かんたんに」使えるMAツール「List Finder」のフリープランをお試しいただけます。以下よりお申し込みください。
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Contents
無料のMAツールが求められる背景とは?
MAツールの導入にあたっては、コスト面が障壁となってすぐに導入に踏み切れないケースがあります。
一般的に多くのMAツールは、初期費用の他に毎月の月額費用がかかり、製品によっては合わせて数百万円もの費用が必要になる場合があります。社内での予算を確保するためにも、費用対効果のシミュレーションを導入前から厳密に行うことが求められるでしょう。
それに加えて、リソースの確保や運用フローの構築、効果検証の方法及びタイミングなど、導入に向けて解決しなければならない課題も山積みです。かなり大掛かりな体制構築や人員配置などが必要になるため、「最初はスモールスタートできる製品を導入したい」「できれば無料で試してみたい」という企業や担当者も多いのです。
MAツールでできること
MAツール(マーケティングオートメーション)は、これまで人の手で行ってきた企業のマーケティング活動を自動化して、効率を高める仕組みのことです。
新規の顧客開拓・休眠顧客の発掘や、既存の営業プロセスのシステム化などさまざまなメリットがあり、導入している企業は海外はもとより日本にも多くあります。
MAツールを導入するにあたって、まずMAツールでどんなことができるようになるのか、用途や目的について確認しましょう。
細かな分析で顧客一人ひとりに寄り添える
MAツールは、顧客一人ひとりを細かに分析することが得意です。メールの開封率や過去のアンケート結果などから、顧客がどんなものに興味があるのか、どのような商品を購入する傾向にあるのかなどの情報を分析します。
こうした分析により、自社のサービスや商品を利用する可能性が高い『見込み顧客』に対し営業が行えるほか、見込み顧客がそれぞれ何を求めているのかを知り、見込み顧客ごとに寄り添ったアプローチが可能になります。
適切なアプローチで見込み顧客を育成できる
現在の市場において価値が高いとされているのが『顧客生涯価値(LTV)』です。価値観やニーズが多様化している現在の市場においては、一つの商品を大多数に売り込むのではなく、一人の顧客にどれだけ長くサービスや商品を利用してもらえるかを重視する企業が増えてきています。
この手法において、重要になるのが『見込み顧客の育成(リードナーチャリング)』です。メルマガなどで接点を作りながら信頼関係を育み、購買意欲を高めていくことが、重要視されています。
リードナーチャリングには手間や時間が多くかかりますが、このコストを効率化していくのも、MAツールの役割です。
MAツールのお試し版を利用するメリット
本格導入の前に、無料のお試し期間を設けているMAツールもあります。お試し期間を利用することで、企業にどのようなメリットがあるのでしょうか?
本格導入前に戦略を立てやすい
MAツールを実際に使用することで、どのように活用していくか、使用感や想定との差異を確認しながら事前に戦略を考えることができます。
無料で使う場合はメールの配信件数やデータ量などの機能制限があるものも多くありますが、それでも実際に使用してみて効果を確認することは重要です。ツールによって機能や特性に違いがあるので、戦略に沿ったツールを選択するためにも、事前にお試しでいくつかのMAツールを使用してみると良いでしょう。
必要な体制を整えられる
実際にMAツールを使ってみることで、スムーズに導入後の体制に移行できるようになるでしょう。MAツールを導入することで不要となったタスクの洗い出し、逆に導入によって新たに生じるタスクなどを確認できます。
また、利用する社員にとっても、本格導入前から試験的にMAツールを使うことで、操作方法や使い勝手を理解した上で導入できるため、最初からMAツールのパフォーマンスを高く発揮することが可能です。
無料で使えるツールの注意点
通常、MAツールの無料お試し期間終了後は有料版に切り替えるか、利用を止めるか決断しなければなりません。しかし、中には期間制限がなく無料で使えるツールもあります。
ここでは無料でずっと使い続けられるツールを選択するにあたってのリスクについて、あらかじめ把握しておきましょう。
基本機能のみで初めてでも使いやすい半面、機能不足も
無料のMAツールの場合、機能制限があるものや、管理できるリード数やメール配信数などに上限が設けられている場合もあります。
しかし、色々な機能があって一気にできることが増えるより、基本機能のみを備えている無料ツールは初心者には優しいかもしれません。
無料MAツールの中にもオープンソースで優れた機能をもつものがあります。アメリカでは、政府機関が開発した業務システムをオープンソースとして開発するという『Federal Source Code Policy』の方針が明かされました。
また複数の大手企業がオープンソースの利用に関するプロジェクトを立ち上げるなど、OSS(オープンソースソフトウェア)文化が浸透してきています。無料だからといって、有料版より機能が劣っているとは限りません。
提供終了の可能性あり
オープンソースを含め、無料のMAツールに共通していえることは『サービス元が提供を打ち切る可能性がある』という点です。
近年はシステムをSaaS(Software as a Service、サービスとしてのソフトウェア)として提供している事業者も多く、提供を終了されてしまうと利用自体ができなくなってしまいます。無料のツールを使う場合、こうしたリスクに対しても備えておきましょう。
また、近年は無料で使えるMAツール自体数が少なくなっています。比較・選定がしにくくなっている点も注意が必要です。
無料で使えるMAツール3選
無料で使えるMAツールの中でも必要な機能を備え、初めて導入する場合でも使いやすい、おすすめのツールを紹介します。
「だれでも、無理なく、かんたんに」使えるMAツール List Finder
『List Finder』は、シンプルな機能と充実のサポートでBtoB企業様が初めて使うのにちょうどいいMAツールです。
日本国内では1,800アカウント以上の導入実績を誇ります。
計測セッション数や登録顧客数に制限がありますが、使い勝手を試すには十分です。ぜひ一度お試しください。
マーケティングオートメーション List Finder(リストファインダー)
必要に応じて機能を追加 BowNow
一言で見込み顧客といっても、興味をもった段階の人もいれば購入を検討している人もいます。この温度感を汲み取り、相手によって適切なアプローチを施す『リストアプローチ』に優れているのが『BowNow』の特徴です。
まずは無料プランからはじめ、必要に応じて課金して機能を増やす設計となっています。無料のまま使い続けることもできますし、機能を取捨選択できるのでコストを抑えることもできるでしょう。
無料で使えるマーケティングオートメーション「BowNow(バウナウ)」
多彩な機能で人気 HubSpot CRM
CRM(Customer Relationship Management)は『顧客関係管理』と日本語では訳されます。アメリカで有名なHubSpotが提供しているCRMは、顧客情報の管理・営業支援・カスタマーサポートに使え、一般的なMAツールよりも多機能です。
顧客データを最大100万件まで登録できたり、広告管理に利用することもできます。無料でも十分に第一線で活躍できるおすすめツールです。
無料で試せるトライアル期間のあるMAツール
基本的には有料ですが、無料のお試し期間が設けられているMAツールを紹介します。
営業活動を大幅に効率化GENIEE MA
『GENIEE MA』は、広告運用会社である株式会社ジーニーが発売しているMAツールです。広告配信に強く、リターゲティング広告やアトリビューション分析、LINEやSlackとの連携など色々なことができ、営業活動を大幅に効率化してくれます。
無料期間は15日間で、以降は月額10万円(2023年8月現在)からの運用となります。中長期的に見込み顧客を育成していく企業におすすめです。
試用期間後も続けやすい List Finder
『List Finder』は、名刺情報や顧客機能のインポート、メールの配信と分析、登録した名刺情報とCookieの紐付けなど、法人営業を効率化するために有用な機能をもつツールです。日本国内では1,800アカウント以上の導入実績を誇ります。
無料で使えるツールとしてもご紹介しましたが、有償プランの全機能をお試しいただける20日間の無料トライアルもあります。『企業属性付与』『名刺データ化代行』以外の主な機能を使えるため、試用期間終了後も本試用に移行しやすいのが特徴です。
マーケティングオートメーション List Finder(リストファインダー)
無料MAツールの選定ポイント
無料で使えるMAツールを選ぶ際に、確認しておきたいポイントについて見ていきましょう。
日本語サポートの有無
無料のMAツールには海外製品が多いため、必ず日本語サポートの有無を確認しておきましょう。操作マニュアルだけでなく、管理画面やメニューなども事前に確認しておくと良いでしょう。
また、無料ツールの場合は導入前の設定や、運用サポートが受けられないことも多くあります。MAツールの運用には知識が必要なため、自社に運用できる担当者がいない場合には、サポート体制が整っている有料ツールの導入を検討したほうがいい場合もあるでしょう。
機能制限の有無
無料ツールの場合、利用できる機能に制限があります。例えばメールの配信数や管理できるリード数には制限がある場合がほとんどです。
そのため、無料ツールで管理できるリード数と自社のリード数を事前に把握しておく必要があるでしょう。今後、自社のリード数が増えることも考慮し、ツールを判断することが重要です。
使いこなせるツールの選定を
MAツールは無料で試せるものも多くあります。自社の目的にあった機能や特徴をもつツールなら、見込み顧客の育成に役立つはずです。
無料MAツールの中にも、オープンソースのものなど、近年は無料で使い続けられるものも出てきています。MAツールを使いこなすためには無料・有料問わず、自社に最適なものを選ぶことが重要です。